2010年7月8日木曜日

本物に触れることの大切さ

 しばらくあたふたしていてブログをさぼっていました。

 旭川には東海大学芸術工学部という、建築/ランドスケープと、デザイン/ものづくりを専門とするキャンパスがあります。

 天然林からの良質な木材の産出を背景に、家具産地として栄えるこの地に今から40年近く前に設立された東海大学工芸短期大学がその前身。昨日はそのキャンパスをじっくりと案内していただく機会に恵まれました。

 家具の街の大学らしいな、と感じたのは、図書館の一角に、大学がコレクションしている椅子の名品を展示しているスペースがあることです。

 驚いたのはすべての椅子に自由に座ることができること。椅子なんだから座るのが当たり前なんですが、アンティークものがそろっているとなると、なかなかそうはいかないのが世間です。

 イームズのラウンジチェア(アンティークの)や、ジオ=ポンティのスーパーレジェーナ(これはほんとうに座ると壊れそうなくらい軽い。もちろん壊れないのですが。)をはじめ、ウェブやカタログでしか見たことのないものが目の前に!しかも座ってOK!!

 木工、金属の実習棟では、企業で使われるものと同じ設備が備わっており、1年生から木材や金属、プラスチックの加工ができるのだそうです。

 本物、最高のものに触れることができる学生さんたちがうらやましい。我が身を振り返ると、自分の学生時代ってそういうことに全く気づかなかったというのが実情です。

 残念なことに、東海大学旭川キャンパスは、数年後に閉校が決定しています。旭川に根付いたものづくりの伝統に、新しい風を常に吹き込んできたこのキャンパス、どう活用していくか、旭川の底力が今問われているように思われてなりません。私も何かできないか、考えて行きたいと思います。

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