2010年1月6日水曜日

H21 2次試験事例1

試験が終わりましたので,私も(恥ずかしいのですが)復元答案を出していきたいと思います。午後の事例に至っては,問題用紙へのメモが少ないのと疲労とで,かなり怪しい復元率なのですがご了承ください。

ではまず事例1からです。色文字は診断協会発表の「出題の趣旨」です。

第1問
W市地区で有力な菓子メーカーであったA社と、A社に買収されることになるF社について、合併以前のそれぞれの企業の強みを分析し、両社の合併が生み出す効果あるいは影響を明確にすることを問う問題である。
A社の強みは,成長志向の強い社長の存在であり,F社の強みは,技術の高さであるという点で違いがある。A社は地産地消と安全安心な菓子づくりをモットーに,事業拡大や新しい取り組みへの迅速な対応ができる組織文化が強みで,F社はベテラン菓子職人の技術が地元で評価されている点が強みである。
第2問
企業買収の意思決定を行う上で、買収者がどういった事項を検討するのか、また買収後の課題をどのように想定すべきかに関して、財務上の問題以外で、中小企業診断士として必要となる課題発見能力を問う問題である。
理由は,①F社には有名洋菓子店の競合相手が多い,②F社は後継者の育成ができていない,③A社と市場を共食いする可能性がある,④A社には洋菓子販売のノウハウがない,ため,シナジーできないと考えたから。
第3問
人事制度や企業風土の異なる2つの企業が統合された結果、従業員のモラールやモチベーションに対してどのような影響が生じるかについて、人事制度、人員構成などの多面的な視点から課題を発見し解決する能力を問う問題である。
理由は,F社の従業員が新しい取組をしようとしないから。A社は,アルバイト中心の従業員構成で,新しい取組をしてきたが,F社は正社員,ベテラン職人が中心で,新しい取組をできず,A社社員のモラールが低下した。
第4問
合併に伴う生産体制の整備と、それに伴う人事異動が及ぼす影響と効果について、中小企業診断士として分析する基本能力を問う問題である。
期待した成果は,新作菓子の商品開発ができる生産体制の整備であり,期待した効果は,ベテラン菓子職人による教育で,技術とノウハウの承継を図ることである。
第5問
地元市場の不振と景気低迷に伴う大都市圏事業の縮小というきわめて厳しい経済状況下において、A社が当面存続していくための資金を調達するために、具体的にどのような事業展開が可能であるのか、中小企業診断士としての分析能力と助言能力を問う問題である。
店舗販売は,不振と景気低迷で,当面業績回復が期待できないため,インターネットを活用した通信販売に重点的に取り組むべきである。原材料重視のコンセプトを全面に押し出し,W市周辺地区の特産品を合わせて取り扱い,季節に応じた情報発信や,特売セールで短期的な売り上げと来店客の増加を図る。
第3問の答えは論理が飛躍しています。第5問については,特売セールというのが何をさしているのかわかりません。与件にも特売に当たる記述はありません。

過去のエントリ 二次試験振り返り 事例I も合わせてごらんください。

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2 件のコメント:

アックル さんのコメント...

アックルです。

snowmanさんも、タイトルを変更されたんですね。

私も今朝から変更しました。


ところで、いよいよ明後日ですね。

とても楽しみです。

snowman さんのコメント...

アックルさんおはようございます。

4月には見習い診断士になって・・・
まだ何回かタイトル変更の必要がありそうです。